川越の風景を、一部お持ち帰り。

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川越の風景を、一部お持ち帰り。

小江戸川越屋/川越(地図
BOYS AGEが出演する「DISTRICT 81〜川越編〜」を見る

川越の魅力といったら、何よりも「昔を目で楽しめる」ところ。そしてせっかく昔の素晴らしさに心を奪われたのなら、そのノスタルジックな風景の欠片をインテリアとして持ち帰ったらどうだろう。そんなときにフラリと立ち寄りたいのが、菓子屋横丁付近にある「小江戸川越屋」。

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2013年にオープンしたこのお店は、ありとあらゆる懐かしいものが集結する「昭和レトロ」な空間。それはビビッドな色使いがハートにドキュンなアイドルのレコードだったり、草かきや巨大なそろばんと日常に役立つグッズだったり、手裏剣や紙ヨーヨーと子供に戻れる玩具だったり…すべて挙げると日が2回は暮れてしまいそうな豊富さだ。

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オーナーの依田栄一郎さんは、大正に建てられた建物を借り、改造を加えた内装にテーブルや棚をいくつか並べ、そこにあふれんばかりのレトロ・アイテムを放出している。そこは、それぞれが各々の「懐かしさ」を感じながら商品を手にとり、胸を弾ませられるスペースなのだ。そんな「小江戸川越屋」の嬉しいところは、安さと豊富な取り揃え。中にはお高めのポスターや雑貨も混ざっているが、レコードは300円から、昭和20年代のアイスクリーム皿は500円、骨董品はなんと100円からという破格。あまりの安さに「これ、本物ですか?」と聞かれることが多いらしいが、お店に出ているほとんどのものは、依田さんのお父様の私物なのでご安心を。また、オープンしてからは、このお店を知る人たちが次々と懐かしの品を置いていくようになったのだとか。わりと小さなお店でもあるので、まだお店に出ていないものもわんさかあるそう。それゆえにいつ来ても新たなノスタルジーとの出会いが期待できちゃうんだ。また、何を買わずとも懐かしの品々に囲まれながら、お店の奥の喫茶スペースでゆっくりするのもなかなか心地が良い。

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さて、古き良き風景を目で楽しみ、懐かしの品をモダンな街へと連れて帰る準備も整ったところで、最後に時代をまたぐ「体験」はいかが?というのも、「小江戸川越屋」が提供しているもう一つのサービスは、伝統的な戦闘防具である甲冑の着付け。古くからとってある「本物の甲冑」が着れるのは、川越ではここだけとなる。さらに着付けをしてくれるのは、川越で毎年開催される春まつりに登場する「川越藩火縄銃鉄砲隊」の着付けをされているお方、と本格的。ボビー・オロゴンも着たようで、「多少背丈が高い方でも心配なしよ」とのこと。ただ、重さが20~25kgほどなので、体力に自信のある方に限る。

懐かしいものを目にすると心で雄叫びをあげてしまうあなたには是非、「小江戸川越屋」で歓喜を味わって欲しい。

小江戸川越屋(地図

営業時間:11:00-17:00
アクセス:小江戸ループバス「菓子屋横丁」下車
公式サイト:Facebookページ

甲冑の着付け

予約:090-9816-2623

【内容】
本物の甲冑で2時間町歩き
大人:¥6,500
子供:¥4,500

武士の姿で2時間町歩き
大人:¥4,500
子供:¥3,500

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