手作りロケット – 龍勢祭り –
龍勢祭りは、埼玉県秩父市下吉田にある椋神社の例大祭で行われる祭り
27の流派があり、毎年三十数本の龍勢(火薬を仕掛けた龍)を
轟音とともに天高く打ち上げるものである。
上がった龍勢は、発煙等の仕掛けを展開する事もある他、
パラシュート状の物体を内包することもある。
打ち上げられたロケットがまるで龍の如き勢いであったことから、
龍勢と呼ばれるようになったという説があり、埼玉県の無形民俗文化財に指定されている。
鎌倉時代の元寇で蒙古側が武器の一つとして使用し、
戦国時代に狼煙や火器として使用され、各地に伝わったのが起源だと言う説が有力である。
1600年の関ヶ原の戦いでは戦況を石田三成の居城である
佐和山城にいち早く知らせるために、狼煙が空高く打ち上げられたとされる。
また、アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』で
龍勢が作中の重要な要素として描かれた事で、
この年より同作品とのコラボレートした龍勢も発射されている。
SHOP INFORMATION
Address : 埼玉県秩父市下吉田7377
URL : Official Site
Open hour : 毎年10月の第二日曜日