老舗おもちゃ屋さん「博品館TOY PARK」で子ども心を取り戻そう。
博品館TOY PARK
博品館TOY PARK(地図)
おもちゃ屋さんとは、子どもたちの楽園であると同時に、大人の「遊び心」が蘇る愉快な場所。どうせ行くなら、なんでも揃う巨大なおもちゃ屋さんを知りたい。そんな要望に応えてくれるのが、銀座の老舗おもちゃ屋さん「博品館TOYPARK (以下博品館)」である。
「博品館」は、日本一大きなおもちゃ屋さんとして1982年にオープンした。おもちゃを買う時は、まちのおもちゃ屋さんに行くのが当たり前だった時代に、ぬいぐるみから人形、プラモデルからミニカーまでもが揃う「博品館」の誕生は、革新的で、子どもたちも大喜びした。その巨大さといえば、B1階から4階まで及ぶ計5階分のスペースに、大凡20万点ほどのおもちゃが所狭しと揃っている。
魅力は、おもちゃの量だけではない。「博品館」では買う前に実際に触れて、「試し遊び」ができるものがたくさんある。そうすることで、日本語の説明文が読めない外国人観光客にも「触れて遊べる」機会を設けているのだ。店舗のモットーである「来ていただけるお客様に新鮮な驚きと喜びを味わって欲しい」とは、博品館ならではのおもてなしであり、魅力である。そんなおもちゃをかき分けて、DISTRICT 81は「博品館」の広報担当小堀さんと堅田さんのご協力のもと、このおもちゃの楽園の楽しみ方をご紹介する。
楽しみ方(1)
外国人目線でおもちゃを選んでみよう。
まずは日本らしさが漂うアイテムたちをご紹介。
1. IWAKOのおもしろ消しゴム。
お寿司からあんみつなど、日本ならではのフードを中心に作られているが、この緻密さには思わず仰天。消しゴムとしてすり減らしてしまうのはもったいないほど細かいところまで入念に作られている。さらにはパーツを分解できちゃうらしく、筆箱からこの消しゴムを取り出してはパーツを外して付け直すなんて遊びをしてしまいそうだ。
2. 和っち
時計のフェイスは舞妓さんの顔。ベルト部分は彼女の着物姿。
外国人にとめどない人気を集めている商品はこれだ!
1.ハンドスピナー
世界各国で人気殺到中のハンドスピナーももちろん取扱いあり。
2. スクイーズ
バナナなどの果物や野菜、さらにはドーナツを含むスイーツまで「ぷにっ」となる触感を持った「スクイーズ」を握ると不思議な快感が身体を走る。この触感を気持ちいいと感じるのは、万国共通みたい。
3. 東京2020オリンピックのピンバッジ
「まだ在庫ありますか?」と来店前に在庫確認コールがかかってくるほどの人気を集めている東京2020オリンピック公式オリジナル商品。2020年に向けてのワクワクを隠せずつい手にとってしまうアイテムなのだ。
4. 銀座オシャレTシャツ
銀座という文字に遊び心を加えた銀座オシャレTシャツ「遊T」は銀座本店の限定アイテム。ZAGINと書かれたTシャツは、遊び心のある銀座の大人な方にピッタリな商品…!
5.Kururin
けん玉ブームが勃発したその隣りで静かに注目を集めていたアイテム。約9cmの棒をコロコロ転がしながら自らトリックを編み出す、自由人にはたまらないオモチャ。動画でみると簡単そうだが、実際にやってみると難易度が高く、意地になって続けていると日が暮れるので、要注意。
楽しみ方(2)
4階の博品館RACING PARKでスロットカーを走らせよう。
博品館の4階エリアには、通常サーキットの1/32スケール、全長約36mのスロットカーサーキットが潜んでいる。スロットカーは一回200円で5分間走らせることができ、参加者のスロットカーを抜いた時の爽快感といったら、もうたまらない。一斉に8台の車を走らせられるので、大勢で押し寄せるととんでもない盛り上がりようを見せちゃうかもね。予想以上に早く走るので、感覚をつかむのにはちょっぴり時間がかかるけど、コツをつかめれば、誰もが夢中になること間違いなし。また、自身のスロットカースキルに磨きをかけたいと志すあなたにはマイカーのご購入がお薦め。常駐しているつなぎのお兄さんが車のあれこれを教えてくれるので、車選びの際は彼らを頼りにしよう。
みんなで遊べるおもちゃを見つけたり、スロットカーのタイムを競争したり。「博品館」を一周すると、子供のようにワクワク感が素直にこみ上がってくることだろう。
博品館TOY PARK(地図)
営業時間:11:00-20:00
定休日:年中無休
クレジットカード:AMEX、JCB、Mastercard、VISA、ダイナーズクラブ、銀聯カード
アクセス:東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」A2出口より徒歩5分/JR「新橋駅」銀座口より徒歩3分/東京メトロ銀座線「新橋駅」出口1より徒歩3分
公式サイト:http://www.hakuhinkan.co.jp